カラー鋼板とは カラー鋼板ができるまで 制作の現場

カラー鋼板とは

カラー鋼板とは


カラー鋼板(カラーこうはん)とは、鋼板の表面に塗料を塗装し、耐久性や機能性そして意匠性を追加した鋼板のことをいいます。建築物、器物、家電などの幅広い分野で使用されています。わかりやすいものでは、ホームセンターなどの壁や屋根といった比較的大きな施設の建材として使われています。カラー鋼板は、実は私達の身の回りで、あらゆる製品や建材として利用されています。


東海カラーの製品


東海カラーでは、めっき鋼板、ステンレス、銅、チタンなどあらゆる塗装を行っています。東海カラーでは、1つのラインで多くの種類の鋼板に対応していて、またどんな色でも製造可能(一部鮮映性の高い色調は出ない場合があります)。極め細やかに対応、お客様のニーズにお応えします。
東海カラーで製造してる製品のシリーズはこちらです

=東海カラーの製品シリーズ=
●GI系塗装鋼板(塗装溶融亜鉛めっき鋼板)
●GL系塗装鋼板(塗装溶融55%Al−Zn合金めっき鋼板)
●アルシートカラー(塗装溶融アルミめっき鋼板)
●ステンレス系塗装鋼板


カラー鋼板の製造について豆知識


板の幅は450ミリ〜1219ミリ。板の厚みは、薄いもので0.2ミリ、一番厚いもので1.6ミリです。薄い感じがするかもしれませんが、自動車に使用される鋼板の厚みは 0.5ミリです。工場のライン工程では、板に丁寧に加工を加えられながらも、ウォーキングと同じぐらいの速度で、1分間におよそ70mほどのカラー鋼板を製造していきます。

例えばホームセンターでは、ひとつの建物で70tから80tのカラー鋼板を使用しますが、この量は、8時間をかけて製造します。

東海カラーとカラー鋼板


工場の年間生産量は、いまだいたい月間3500トンほど製造しています。東海カラーのカラー鋼板の歴史は昭和39年に始まり、これまでおよそ200万トンの製造をしています。2014年には工場が創業して50周年。
長い歴史と新技術を融合しながら、これからもみなさまと日本のものづくりを支える力となっていきたいと思います。